今日はうちの神社で、新嘗祭が行われる予定だ。
氏子の皆様や近所の人達が、採れた野菜など作物を持ってうちに集まる。
私は準備など免除されたが、いつも大量に野菜を頂くのでもらいに行ってもいいな。せめて氏子の皆様が帰った後の片付けぐらいは手伝った方がいいか。
きっと夕方までうちで宴会してるから、行くんだったら夕方に……
「こはる!」
「き、清貴さん……」
不意に呼ばれて振り向くと‐清貴さんが見たことない血相で身支度を整えている。
「おはようございま…」
「今からすぐ行くぞ」
「………はい?」
えっと……出かける予定は何もない筈ですが。
「あの、庭師の皆さんがきて…」
「後で母親に任せるから」
母親って滋子様?!何でだ?
「スト、ストップ!!」
清貴さんが私を連れていこうとするが、せめて食べかけのういろうぐらい食べさせてくれと、手を振りほどいてういろうを一気に口の中に入れた。
「……いひはしょう(いきましょう)」
ういろうを一気に口の中に入れた私を見て、清貴さんは大きなため息をついた。
「………不安だな」
なにが不安なんだという言葉をぐっと堪える。
そもそも何で出かけるんだ。
色々聞く間もなく、清貴さんは私を引き摺ってあの愛用の車‐ポルシェの中に私を押し込んだ。
氏子の皆様や近所の人達が、採れた野菜など作物を持ってうちに集まる。
私は準備など免除されたが、いつも大量に野菜を頂くのでもらいに行ってもいいな。せめて氏子の皆様が帰った後の片付けぐらいは手伝った方がいいか。
きっと夕方までうちで宴会してるから、行くんだったら夕方に……
「こはる!」
「き、清貴さん……」
不意に呼ばれて振り向くと‐清貴さんが見たことない血相で身支度を整えている。
「おはようございま…」
「今からすぐ行くぞ」
「………はい?」
えっと……出かける予定は何もない筈ですが。
「あの、庭師の皆さんがきて…」
「後で母親に任せるから」
母親って滋子様?!何でだ?
「スト、ストップ!!」
清貴さんが私を連れていこうとするが、せめて食べかけのういろうぐらい食べさせてくれと、手を振りほどいてういろうを一気に口の中に入れた。
「……いひはしょう(いきましょう)」
ういろうを一気に口の中に入れた私を見て、清貴さんは大きなため息をついた。
「………不安だな」
なにが不安なんだという言葉をぐっと堪える。
そもそも何で出かけるんだ。
色々聞く間もなく、清貴さんは私を引き摺ってあの愛用の車‐ポルシェの中に私を押し込んだ。



