─────── ───── ─── 目を覚ますと、病院かと思ったそこは意外にも男の部屋だった。 シンプルな家具に不釣り合いで、大量の雑誌やバスケットボールなどが乱暴に置かれている。 誰の部屋なのか一瞬わからなかった。 しかし、同じ高校の制服が掛かっているのを見るかぎり、近藤瑛人の部屋だと思われる。 ふと、足元に目をやると、そこには鉄パイプがある。 確信に変わった。 そのとき、ガチャリと扉が開く音がした。