XXXX年,X月X日.


さて、おれは今からこのオンボロ家の中にいるじじいとばばあ、それから犬一匹とガキ一人を殺そうと思う。

まあ見ててくれ、ほんの一瞬さ。なにしろ手順は頭ん中でシミュレーション済みだ。ざっとよんで30分後には、このボロ屋の中は一面血の海になっていることだろう。

え?こんな文を書いてる暇があるのかって?
まあ聞けよ。おれはいま最高に興奮してるんだ。
この高揚感を心の中だけに留めておくなんて無理な話だぜ。紙に吐き出すくらいいいだろう。

ああ、書くってのはなかなかいいもんだ。どんどん力がみなぎってくる。この手でばばあどもの内臓をほじくり出す光景が目の裏に浮かぶ。さあ、ぐずぐずしていられねえ。
とっととやろう。