―――――― 


「おっはよー。」


「おはようございます。」


「ヒデさんおはようございまーす。」


「いないですよ。」


「え・・?」


「病院行きました。」


「・・あ!!
そう言えば今日は検査日か

・・って・・ついに会ったの??」


「綾瀬さん、俺はやっぱりあの人とは合いませんよ。」


「いいと思うよそっちの方が!
凸凹コンビの方が刑事っぽいじゃない?」


「なんでそんな楽しそうなんだよ・・。」



綾瀬さんが机に座って、いつものように水筒を机の上に置いて膝掛けをかける。


彼女と入れ替わる形で、
明日からようやく自分の机が出来る。


今日までずっと、パイプ椅子に座って彼女の机の一角をちょっとだけ借りていた。