“ガチャリ” 「ごめんごめん。 神野くん、ちょっと外に出よっか。」 「・・・?」 準備室から出てきた綾瀬さんがカバンを持った。 「外・・?」 「うん!ほらこの部屋に缶詰になってもしょうがないし、外の空気吸いに行こ!」 ・・確かにそのほうがいい。 思えば1課で堺班長や仲間のみんなと走り回る日々がずっと続いていた。 こんな陽の明るいうちから腰を落ち着けるという状況は何年ぶりだっただろう・・。