「じゃ、全員一致で水島 和佳菜を姫として改めて継続させるから。和佳菜に拒否権ないから」 拒否権なんて。 「拒否権なんて、そんなもの必要ないわ。あたしはみんなに受け入れてほしくてここに来たのだから」 だけど、あたしにはどうしても不安なことがあった。 「…仁。あのね、相談というか、お願いがあるのだけど」 そう、あたしのここでの最終目的はみんな再び仲間と認めてもらうことではない。 「なんだ」 「あたし、ここで暮らしたいの…」