無理矢理ブラウスを剥ぎ取って、あたしの上半身生まれた時と同じ格好にして。
「なに、するの」
恐怖心がないなんてことは絶対にない。
それでも表情には決して出さないのは、その途端に貴方がなにをするかあたしは想像できるから。
[他の男にそのカラダ、見せてないよね?]
あたしよりも4つも歳上で。
出会ったあの日は、誰よりも親切で優しかったその人は。
「なんで、そんなことを聞くの」
[決まってるだろ]
知らない、知らない。
こんな人じゃなかった。
[和佳菜が俺のものだって確認するためだよ]
ああ、あたし。
きっとこの人から一生逃げられない____………。
「見せてないわよ」
嘘でも見せた、なんて囁いたなら。
あたしはきっと生きていけない。
明日の予定を全部キャンセルして、あたしに捧げるんだろう。
自惚れてなんかいないけれど。
一度そういうことがあったから、もう2度目の可能性なんていくらだってある。
だけどあたしはあたしを守るから。
誰かに信じられて、守られて生きるなんてもうやめるの。
あたしはあたしの信じたい人を信じて、生きていく。



