「…ご馳走さま」
「え、これしか食べないの?」
今日は、佐々木さんから作ってもらったお昼ご飯を2人で頬張っていた。
ちなみに本日の料理はミートソースのパスタ。
美味しいのは確かなのだけどなんだかお腹が空かない。
ふた口ほどで残して席を立ったあたしを怪訝そうに見上げた。
「和佳菜、なんかあったね?」
ピタリと足が止まる。
あれあれおかしい。
いつものあたしじゃこんな分かりやすい真似はしないというのに。
これじゃあ、何かあったと言っているようなものじゃないか。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…