大音量の音楽と、盛り上がっているとわかる大歓声。
何時間も歌って踊り満面の笑顔で会場を見渡す勇菜は誰よりも何よりも光輝いて見えた。
アンコールも三度目。
いよいよ最後の曲となった時に観客席からサプライズで色とりどりの花弁が一斉に撒かれて勇菜と陽人は驚きに目を見開いている。
『え?え?何これ、どうしたの?』
『ユウナ、ハルト君。
初の大型スタジアムでのライブおめでとう』
ステージ袖から登場すると、二人はさらに目を丸くしてこちらを凝視した。
『隆矢?今海外での撮影中だったろ?
どうしてここに……』
『大ファンの二人の新しい門出だから一時帰国してきた。
そしてこれはファンを代表して……』
そう言いながら差し出したのは一応は背中に隠していたけれど全く隠しきれていなかった大きな花束。
勇菜が震える手でそれを受け取ると涙目になりながら、嬉しい。ありがとう。と微笑んだ。
二人とも本当におめでとうーっ!!
この日が来るの待ってたよー!!
今日も楽しかったよーっ!!
とたくさんの人が叫んでいて、勇菜は花束に顔を埋めながら感極まって涙を流していた。
陽人はそんな勇菜を慰めるように頭に手を置くと空いている方の手でマイクを口に運んだ。
何時間も歌って踊り満面の笑顔で会場を見渡す勇菜は誰よりも何よりも光輝いて見えた。
アンコールも三度目。
いよいよ最後の曲となった時に観客席からサプライズで色とりどりの花弁が一斉に撒かれて勇菜と陽人は驚きに目を見開いている。
『え?え?何これ、どうしたの?』
『ユウナ、ハルト君。
初の大型スタジアムでのライブおめでとう』
ステージ袖から登場すると、二人はさらに目を丸くしてこちらを凝視した。
『隆矢?今海外での撮影中だったろ?
どうしてここに……』
『大ファンの二人の新しい門出だから一時帰国してきた。
そしてこれはファンを代表して……』
そう言いながら差し出したのは一応は背中に隠していたけれど全く隠しきれていなかった大きな花束。
勇菜が震える手でそれを受け取ると涙目になりながら、嬉しい。ありがとう。と微笑んだ。
二人とも本当におめでとうーっ!!
この日が来るの待ってたよー!!
今日も楽しかったよーっ!!
とたくさんの人が叫んでいて、勇菜は花束に顔を埋めながら感極まって涙を流していた。
陽人はそんな勇菜を慰めるように頭に手を置くと空いている方の手でマイクを口に運んだ。



