やっと隆君に会える、声が聞けると思うと勇菜はドキドキとワクワクが止まらない。
自分のMCの番になり勇菜はマイクを握ってすうっと息を吸うと満面の笑顔を見せた。
『実は今日、さっきの曲を主題歌に使ってくれている映画のクランクアップで久しぶりに一ノ瀬隆矢さんに会える予定です』
そう言うと周りから、よかったねー!とか、やっと会えるんだねー!といった声が上がる。
『そこで皆さんにお願いがあります。
すっごく私的な理由で申し訳ないんですけど、一刻も早く会いたいので今日の握手会はお話短めでお願いします!』
勢いよく頭を下げると一瞬、シーンと辺りが静まり返った。
さすがに呆れられたかな……?と思って恐る恐る頭を上げると途端にどっと笑いが起こった。
なんかユウナちゃんらしいー!
いっつもたくさんお話ししてくれてるから短くていいよー!
寧ろ今日くらい握手会なくても……
いや、やっぱり握手はさせてー!!
四方八方から聞こえる声に勇菜は、ありがとー!今日だけ、本当にごめんなさい!ともう一度頭を下げると会場中から、気にしないで!と言う声と一緒に拍手が沸き起こった。
「よかったな、良いファンばかりで」
マイクを使わずに微笑みながら言った陽人に勇菜は満面の笑みで頷いた。
自分のMCの番になり勇菜はマイクを握ってすうっと息を吸うと満面の笑顔を見せた。
『実は今日、さっきの曲を主題歌に使ってくれている映画のクランクアップで久しぶりに一ノ瀬隆矢さんに会える予定です』
そう言うと周りから、よかったねー!とか、やっと会えるんだねー!といった声が上がる。
『そこで皆さんにお願いがあります。
すっごく私的な理由で申し訳ないんですけど、一刻も早く会いたいので今日の握手会はお話短めでお願いします!』
勢いよく頭を下げると一瞬、シーンと辺りが静まり返った。
さすがに呆れられたかな……?と思って恐る恐る頭を上げると途端にどっと笑いが起こった。
なんかユウナちゃんらしいー!
いっつもたくさんお話ししてくれてるから短くていいよー!
寧ろ今日くらい握手会なくても……
いや、やっぱり握手はさせてー!!
四方八方から聞こえる声に勇菜は、ありがとー!今日だけ、本当にごめんなさい!ともう一度頭を下げると会場中から、気にしないで!と言う声と一緒に拍手が沸き起こった。
「よかったな、良いファンばかりで」
マイクを使わずに微笑みながら言った陽人に勇菜は満面の笑みで頷いた。