年下幼なじみにずっと愛されてました







「白石、あそこ行って時間見て来てくれ。」


「はい。」



さくちゃんに言われ、ステージを目指す。

そこは本部みたいになっていて、この練習試合の日程や民宿関係のことなど、いわば、しおりみたいな感じで確認しないといけない情報がある。




他校の先生が数人、他校の生徒もいる。

邪魔しないよう、後ろの方から確認する。



……さくちゃん時間って言ってたけど、何の時間なんだろ。




ふと思った。何の時間だ?と。



午後の開始時間?今日の終わり時間?
それとも民宿でのご飯の時間?



考えたけど、結局分からず。

とりあえず持っていたメモにこれからの予定の時間を全て書き写していく。




黙々と後ろの方で書き写してる私に気づいた他校の生徒が、どうぞと前を譲ってくれる。

「すみません。」


紙の真ん前に立つと、後ろからの気配をものすごく感じて、体を縮こませながら、もー!さくちゃん!と思いながら写していた。