年下幼なじみにずっと愛されてました





練習試合2日目


なかなかの強豪ぞろいの中、いい調子で進んでいた。




メンバーも入れ替えながら、いろんな組み合わせをさくちゃんが試してたから、記録をとる私と飛鳥先輩も細かく書き出していった。






お昼になり、お弁当を食べ終え、ドリンクの補充をしようと外に出ていると、わあっと賑やかな声が聞こえてきた。



そちらを見てみれば、見覚えのある背中が女子に囲まれていた。



「名前教えてください!」


「これ受け取ってください!」




すごいな…、遥

他校のマネージャー同士で協力して遥を引き留めてる感じがする。



こうして見ると、やっぱり遠くに行っちゃったなと思ってしまう。


もう、私が気軽に仲良くできる相手じゃないんだと改めて気付かされる。



「……思い出しちゃったな。」




頭に浮かんだ光景を振り切るように、その場から立ち去った。