「ていうかもう好き!イケメン大好き!!」
「私、あんなイケメンに囲まれてたら緊張しちゃう!」
きゃー!と盛り上がってる3人を見て飛鳥先輩と目が合う。
「まあ、イケメン揃いだよね。」
「はい。」
それには深く頷く。
稜先輩と遥、隼人くんは圧倒的に人気だけど、他の部員たちにもファンがついてる。
「飛鳥ちゃんと莉子ちゃんは彼氏いるでしょ?バスケ部にいる?」
「私、彼氏いない。」
「私もです。」
「「「ええーー!!」」」
「こんな綺麗で可愛いのに!?」
「あれだけイケメンが近くにいるのに!?」
「私が2人の顔だったら、バスケ部漁りまくってるよ!?」
おいおい…。
3人の圧と最後の言葉に苦笑いをする。
「でも中身子どもだし。ねえ?莉子」
子ども…。
「飛鳥先輩が頼りになるんですよ。甘えたくなります。」
「あら、莉子なら大歓迎」
おいで、と手を広げる飛鳥先輩
素直に飛鳥先輩の胸の中に収まる。
「でも!ガキだと思ってた奴が急に男らしく見えたりしない!?」
ピクッと飛鳥先輩の指が動いた気がした。
「……それね。卑怯よね。」
胸の中から見上げた飛鳥先輩は何かを思い出してるのか、遠くを見ていた。



