知り合い?
それにしては真顔の結衣
「うぇ!!??椎名さん!?」
その声にびっくりして、バッと隣を見れば、見知った人たちがいた。
「あ!!莉子先輩!!!偶然っすね!」
「偶然だね。」
球技大会で優勝した遥のチームのみんなだった。
「なに、お疲れ様会?」
「そうっす!!…あ!!先輩たちもご一緒にどうっすか!?」
突き指した中指をテーピングでぐるぐる巻きにしたあの子が興奮気味にそう言った。
「莉子、どうする?」
「あっ、うん。いいよ。」
断る理由がないし。
というか断ったとしても、もはやこの距離じゃ一緒に食事しているようなもの。
ちらりと横目に右を見れば、少し動けば触れる距離に遥が座っている。



