そう決め、体育館から出ようとした時… 「いっっってーー!!!」 すぐ側のコートから声が聞こえてきた。 コート内には痛みに耐えてるのか背中を丸める男子と、どうしたんだと駆け寄る男子たち 「えっ、莉子!?」 「まじいてー!泣きそー。」 「ごめんなさい。ちょっと見せて。」 「えっ、うお、…っえ!?」 ガシッと腕を掴む私に戸惑いながらも大人しくしてくれてる男子 彼の中指は痛そうに突き指をしていた。 「こっち来て。とりあえず冷やさないと。」