年下幼なじみにずっと愛されてました




お互い目も合わせず、目の前の人混みを見ながら話す。



通りすがりにチラチラと隣のイケメンを見る女子がほとんど。
集まって来ないのが救いだ。





「もう、あんなことになりたくないんで。」



あんなこと…
もちろん私もなって欲しくない。



「でもさ、七瀬くんはそれでいいの?莉子がいるって知っててここ入ったんじゃないの?」



力が入って思わず隣に立つ彼を見てしまう。

すると、そっと目を閉じ、私に視線を向ける。




「俺は近くで見守りたい。もう、純粋なあの頃には戻れないから。ただ、後輩として、同じ部活の先輩を守るだけ。」