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「沖田くん!こんにちは!人すごいねー。」
誰かの肩越しに沖田くんと会話する。
「白石先輩の分、俺が買ってきましょうか?先輩、潰されそう!」
潰されるって…。
そんなにか弱く見えるのかな?
「大丈夫大丈夫!これでも運動神経良い方だから。」
「まじっすか!尊敬します!…あの、俺、先輩のこと名前で呼んでいいですか!?」
「いいよ。じゃあ、私も隼人くんって呼ぶ。」
お互いに名前呼びになり、距離が縮まった感じがして素直に嬉しかった。
隼人くんと話しながら長いパンまでの時間をほとんどない体幹を駆使して流されずに進んでいく。



