「えー面倒だなー」
なんて言いつつも、さくちゃんが軽く触ると顔が痛そうに歪む。
「持って来ました!!」
沖田くんが氷の入った氷のうを飛鳥先輩に手渡す。
「ありがとな。はい、じゃあ冷やし「つめてーーー!!!」
「うるさい!静かにして!!」
バシッと稜先輩の背中を叩く飛鳥先輩
なかなか強くて痛そうだ…。
そんな先輩たちのやり取りが緊張が広がる場を和らげる。
「ふふふ。仲良いですよね。本当に。」
「やめてよ莉子ちゃん!俺は莉子ちゃんと仲良くなりたいー!」
「莉子は私のものだ!稜になんかやるか!」
本当に仲良いなー。
結構良いコンビなんじゃないかと私は勝手にずっと思ってる。



