「…っ」
何も言い返せないのかお互いに顔を見合わせてる。
「今度こそは絶対気づいて、徹底的にしてやるって決めてたんです。」
「…何を。」
「……あと残念ながら、次で最後なんですけど、」
綺麗に無視して進める結衣は、そう言うと遥を見た。
「決定的な証拠です。」
遥の携帯から流れてくるのは、4人が部室を荒らしてる様子
それが映像で、しかも遥の携帯から流れてきたのがよほど効いたのか、青ざめた表情だ。
「莉子ちゃんが荒らしたとか言ってたよね?」
「ち、違う…、違う!聞いてっ、稜!」
「椎名さんに聞いたけど、お前ら他の奴らも使って莉子ちゃんいじめてたって?」
「知らない!私たち、何もっ!」
「いい加減にしてよ。何であんたらみたいなのにいつも邪魔されないといけないの?莉子が何かした?あんたらに莉子が何したって言うの!?」
結衣…
「七瀬くんを好きになるのは勝手にしろって感じだけど、何で莉子が攻撃されないといけないの?自分たちが七瀬くんの視界に1ミリも入らないからって醜い嫉妬して莉子傷つけて…。」
「もう嫌なの。…こんな自分のことしか考えてないような女たちに2人を引き離されるのはもうごめんなの!言っとくけど!あんたらみたいな女が入る隙はないから!特に七瀬くんはっ…。」



