「粉の洗剤だったので部室はすぐに掃除できたんですけど…。」
「掃除してくれたんだ、ありがとう。」
「い、いえ!」
「一応部室の写真は撮ったんですけど…。」
「そうだね、稜先輩と佐倉先生に見せた方が良いね。」
その写真を見せてもらうと洗剤が3つ分床にまかれていた。
「んー?どうかしたー?」
次々と集まる部員たちに説明していく。
けど、稜先輩はまだ来ない。佐倉先生は部活の途中に来るから先輩が来てくれると良いんだけど…。
ボロボロになったビブスたちを囲んでざわつく部員たち
飛鳥先輩も遅いみたいだ。
「昨日は普通だったよな?」
「はい!戸締まりも俺らがちゃんとしました!」
「テーピング失敗したにしてもこんな使い方する奴いないっすよ。」
「明らかに違う目的だよな。」
とりあえず佐倉先生に報告しようとみんなに背を向けると、体育館の入り口に稜先輩と飛鳥先輩、さらには佐倉先生まで揃っていた。



