年下幼なじみにずっと愛されてました




みんなに心配かけてると分かり、最近は自然に見えるよう行動していた。


相変わらず嫌がらせは続いており、なんとなく仕掛けてくる人が見分けられるようになってきた。


さくちゃんに信頼してると言われたからか、あれから自分の持てる力を活かそうと、バスケの分析力を日常生活にも使った。

そしたら人の見分けもそうだし、あの時を思い出すことも減った。



部活中はなるべく遥の側に行かないよう気をつける。



そうやって私が大人しくしていたからか、ある日からぱたっと嫌がらせが止まった。

3日ぐらい注意していたけど、足をかけられることも物を隠されることもなくなった。




でも油断は禁物
嵐の前の静けさという言葉もあるし。






その嵐が来たのは放課後
体育館に行くと、部員が数人制服姿のまま話し込んでいた。


「何かあったんですか?」

話していたのは1年生だった。


「先輩、…あの、これが…。」

手にしていたのはぐちゃぐちゃに使われたテーピング、引き裂かれたビブス
部室には洗濯用の洗剤がまかれていたらしい。