「いつも頑張ってるのは知ってるけど、最近は無理に動いてるように見えるけど?」
「そんなことないですよー!無理してないです!」
じっと見つめている飛鳥先輩の視線から逃げるようにステージについてる汚れをひたすら擦る私
「莉子、何か…「遥!!」
ざわつくコート内
飛鳥先輩とステージから降りれば、遥が手を押さえていた。
「遥、とりあえず冷やせ。」
「すみません。」
「…まぁ、分からなくもないけどな。おい、氷持ってきてやって。」
「遥、大丈夫か?折れてはない?」
「骨には異常ないと思う。莉子ちゃん、悪いけど処置お願いしても良い?」
「はい!」
「じゃあ、再開するぞー!」
ステージに向かう遥の後を追う私
そんな2人を見て心配そうに話す稜と飛鳥
「あれのどこがいつも通りなんだか。」
「試合中に気にしてる遥も悪いが、…あんな姿は気にならない方がおかしいよな。好きな奴なら尚更」



