年下幼なじみにずっと愛されてました




若干詰め寄られながら、怖い顔が目の前にある。


「……だって、どうせだったら可愛いって思われた方が嬉しいじゃん?…モテたいとか、そうゆうことじゃなくてね?」


女の子だったら誰しも可愛くなりたいものだ。
それが自分受けか男の子受けかは置いておいて。


私がそう言うと、はあ…とため息をついた遥がそっと私の頬に触れ、遥と目が合う。




「莉子はさ、昔から可愛い。俺が知る限り全員莉子のこと好意的に見てた。………女は知らないけど。」


"女"
その言葉を私を気にしながら口にした遥



威圧的に見下ろされ、聴き慣れた大好きな音が恐怖へと変わった。
そして、最後には…、



「莉子、」

私の思考を遮るように遥が優しく抱きしめてくれた。


大きな体に遥の成長を感じると共に守られてるような安心感が私を包み込んで、思わず私も遥を抱きしめ返していた。



「俺に莉子を守らせて。」



すがるように言う遥
ついさっき成長を感じたのに、今度は小さい子どものようで、可愛く感じる。

それに遥はあの時のこと責任を感じてるんだと申し訳なくなる。


でも、遥の気持ちは嬉しい。


だから、

「私にも遥を守らせて?」