「みんな可愛かったけどなー。」
ぼそっと呟いてから可愛い文字が並ぶ紙を拾って読んでいく。
芸能人かと思いました!連絡してください!
など、遥への想いがたくさん綴られていた。
中には自己PRが上手い子もいて、結構な長文を熱心に手紙を読み進めていると、
「莉子以外はみんな同じだろ。」
シュレッダーの音に紛れて聞こえた声に思わず遥を見る。
遥はそんな私を見て、
「……うざかったけど、他校の奴らも莉子人気高かったよ。うざかったけどな。」
思い出してるのか眉を顰めながら言った。
私、人気あったのか…。何というか、…普通に嬉しいかも。
へらっと笑った私に気づいた遥がより一層眉を顰め、「嬉しいんだ?」と言った。



