年下幼なじみにずっと愛されてました




「ああそうだ。莉子、紙いっぱいもらってたのどうした?」

紙…?
何のことか一瞬分からなかったけど、ピンとくる。


「もらった紙なら、リュックに入れたよ?」

「出して。」



若干の圧を感じながら、リュックのポケットを開ける。
手を差し出してる遥の手に紙の山を乗せていく。





「…もらいすぎ。」

「……そんなこと言われても。…あ、遥ももらってたでしょ?」


マネージャーたちに囲まれてたの知ってるよ?


「男にはもらってないから。しつこいんだよ、あのマネージャーたち」


そう言いながら私が渡した紙を広げていた。


私も覗いて見ると書いてあることはあの時見た人のと同じようなものだった。

高校、学年、名前、ポジション
あとはSNSのIDと一言書いてある。


「一目惚れしました。可愛すぎます。好きです。…付き合ってください。」


書かれてるSNSのIDが面白くてじっくり読んでいた私の耳に入ってきた遥の口から次々出てくる言葉にドキッとした。


何かと思って遥を見れば、紙に書かれているのを口に出していたようだった。