年下幼なじみにずっと愛されてました




ふみさんの言葉に何も返せなかった。


やっぱり遥は責任を感じてた。
遥のせいじゃないのに…。

でも、離れてた時も私を気にかけてくれてたんだ。

そして私と同じ高校に来てくれた。



胸がいっぱいで、涙が溢れそうになったけど、我慢しながらレタスをひたすらちぎっていた。




それからはふみさんに指示をもらってお手伝いする。それだけだった。

ふみさんはたくさんの唐揚げを揚げていて、お風呂上がりだからと気を使ってもらって私はお皿に唐揚げを盛り付けていた。



私がちぎったレタスはふみさんオリジナルの手作りソースと和えていておしゃれなサラダへと変化した。


「ただいまー。ケーキ買ってきたけどー?」

「ああ!お帰りなさい!」

「今日って何かあったっけ?遥が合宿から帰って……!?莉子ちゃん!?」


「慎二(しんじ)さん…。お久しぶりです。お邪魔してます。」



慎二さんは遥をダンディにしたようなかっこいい遥のお父さん
ケーキを手に私を見て絶句している慎二さんはテーブルにケーキを置き、バッグを床に落とすと私の目の前で止まった。



「…莉子ちゃんだよね?嘘じゃないよね?」

「はい、莉子です。お久しぶりです。」


まっすぐ慎二さんを見て言えば、慎二さんは口元を手で覆い、目を潤ませた。