そしてプレゼン会場。
会議室の入り口には桃の隣に石川や髙梨、相川がいた。緊張しすぎて黙りこむ4人。そこに司が来るだけで4人の表情が少しほぐれる。
「手、出せ。」
司は桃の前になにかを握り差し出した。桃が手を出すとその手の中になにかを入れた。
桃が手を開くとのど飴だった。
「俺、これから外回りだからここにいられないけど、もう大丈夫だよな。頑張れよ。」
司はそう言って桃の背中をまた叩いた。
桃の背中に司の手の温もりが伝わる。
「はい。」
桃はのど飴を握りしめた。
会議室の入り口には桃の隣に石川や髙梨、相川がいた。緊張しすぎて黙りこむ4人。そこに司が来るだけで4人の表情が少しほぐれる。
「手、出せ。」
司は桃の前になにかを握り差し出した。桃が手を出すとその手の中になにかを入れた。
桃が手を開くとのど飴だった。
「俺、これから外回りだからここにいられないけど、もう大丈夫だよな。頑張れよ。」
司はそう言って桃の背中をまた叩いた。
桃の背中に司の手の温もりが伝わる。
「はい。」
桃はのど飴を握りしめた。



