桃はそのあともう一度仕事を割り振りしなおした。そして頭を下げてお願いした。
「忙しいのに本当にごめんなさい。でも私を手伝ってください。お願いします。」
と。すると後輩たちはひとつ返事で「はい。」と返してくれた。

桃たちは必死に作業をした。

それでも桃は後輩たちにお昼休憩をとることや帰りは定時で帰れるようにした。

それ以上は申し訳なくて頼めない。

後輩たちが気にしないように自分も昼食をとるふりをして席を離れてすぐ戻ったり、時間に帰るふりをした。