意識しないようにしていてもどうしても司を見てしまう。女性社員と話しているのを見ると余計に。 そんな邪念を払うように桃は仕事に没頭した。 いつも帰るのは終電ぎりぎり。駆け込みセーフの状態。それでも忙しくしていないと余計なことを考えてしまう。