できすぎる上司♂と不器用すぎる部下♀

一次会が終わり、次は二次会。こういう時も参加人数によって桃は参加か不参加を決める。

「私、終電なくなるから帰ります。」
「明日早いんで」
やっぱり…。後輩はさっさと帰っていく。

「先輩も帰った方がいいんじゃないですか?俺、かわりに出ますから。」
こういうところはちゃんと分かっている準一に耳打ちされる。
「そういう訳にもいかないでしょ…人数足りないし。」
桃は参加することを決めた。

タクシーに乗り合いで二次会の場所へ移動する。

桃はタクシーを手配して上司たちから先にタクシーへ誘導した。