できすぎる上司♂と不器用すぎる部下♀

「桃」

その声に名前を呼ばれて心がぎゅっとなる。


「遅くなってごめん。」


懐かしい声に桃は手を伸ばす。


無数の涙が溢れる瞳を開けるとそこには司が立っていた。


すぐに桃が伸ばした手をとり司は桃を強く強く抱き締める。


そして
桃の耳元でささやく。