できすぎる上司♂と不器用すぎる部下♀

「車置いてくる。」
司はそう言って会社の屋根のある場所に桃をおろして走り去った。

運転姿も…かっこよかった…。運転もうまいし…。司のことを考えると桃は思わずにやけそうだった。

いけない。やらないとならないことが山積みだった。

ゆるみそうな顔を引き締めて桃は仕事に戻った。


ちょうどいいからと1階の総務課に寄り脚立と新しい電球を預り自分の部署の階へ向かう。

慣れた手つきで脚立を階段にたてるとヒールのまま登った。