「大丈夫か?」
司からはそんな言葉しかでない。
桃はこの状況のお陰でなにもはなさずにいられることを感謝した。
司に手伝ってもらいながら荷造りを済ませ桃が玄関に向かおうとすると司が「桃」と呼び止めた。
桃が振りかえると司は桃をソファに座らせた。
そして司は桃の前にしゃがむ。
胸ポケットから小さな箱を出した。
司からはそんな言葉しかでない。
桃はこの状況のお陰でなにもはなさずにいられることを感謝した。
司に手伝ってもらいながら荷造りを済ませ桃が玄関に向かおうとすると司が「桃」と呼び止めた。
桃が振りかえると司は桃をソファに座らせた。
そして司は桃の前にしゃがむ。
胸ポケットから小さな箱を出した。



