「それでね、翼ちゃんに紘君に伝えて欲しくて。
明日の放課後、教室で待っていてくださいって」
ああ、やばい。
早く言わなくちゃ、、!
「あのさ、佐藤さん。実は「…翼ちゃん、言ったもんね。協力してくれるって。約束、破ったりしないよね?」
私を睨むように見てくる佐藤さんの目は一ミリたりとも笑っていない。
「さ、とうさん…」
「翼ちゃん、協力してくれるよね?」
有無を言わせないその言い方に、喉のそこまで来ていた言葉を飲み込んだ。
…でも、言わなきゃだめだ。
私だって、何年も前から紘のことが好きなんだから。
ここで黙っていちゃだめだ!
「ごめんなさい。協力はできない。
…私も紘のことが好きだから。だから…ごめんなさい」
「ん?ごめんね、何言ってるのかよくわかんない」
「いや、あのだから…私も紘のことが「うそつき」
佐藤さんの声が、一気に低くなった。
「え?」
「翼ちゃんって嘘つきだね。私信じてたのに…っ」
「それは…今まで黙ってたことは謝ります。
ごめんなさい…!」
「それ謝って許されることなの?
翼ちゃんって性格悪すぎだよ」
「…うん、」
「だいたい何で私が言ってきたこと無視するの?
私何回も言ったよね?そのお化粧似合わないよって。
…もしかしてそれ、紘君のためとか?
それだったら紘君かわいそー。
こんな勘違いブスに好かれちゃうとか」
どんどん口調が変化していく佐藤さん。
あ、れ?佐藤さんってこんなきつい話し方する子だっけ…?
明日の放課後、教室で待っていてくださいって」
ああ、やばい。
早く言わなくちゃ、、!
「あのさ、佐藤さん。実は「…翼ちゃん、言ったもんね。協力してくれるって。約束、破ったりしないよね?」
私を睨むように見てくる佐藤さんの目は一ミリたりとも笑っていない。
「さ、とうさん…」
「翼ちゃん、協力してくれるよね?」
有無を言わせないその言い方に、喉のそこまで来ていた言葉を飲み込んだ。
…でも、言わなきゃだめだ。
私だって、何年も前から紘のことが好きなんだから。
ここで黙っていちゃだめだ!
「ごめんなさい。協力はできない。
…私も紘のことが好きだから。だから…ごめんなさい」
「ん?ごめんね、何言ってるのかよくわかんない」
「いや、あのだから…私も紘のことが「うそつき」
佐藤さんの声が、一気に低くなった。
「え?」
「翼ちゃんって嘘つきだね。私信じてたのに…っ」
「それは…今まで黙ってたことは謝ります。
ごめんなさい…!」
「それ謝って許されることなの?
翼ちゃんって性格悪すぎだよ」
「…うん、」
「だいたい何で私が言ってきたこと無視するの?
私何回も言ったよね?そのお化粧似合わないよって。
…もしかしてそれ、紘君のためとか?
それだったら紘君かわいそー。
こんな勘違いブスに好かれちゃうとか」
どんどん口調が変化していく佐藤さん。
あ、れ?佐藤さんってこんなきつい話し方する子だっけ…?

