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学校に着いて早々、クラスの子に
「佐藤さん?って子が呼んでたよ!」
そう言われ、少し憂鬱な気分になりながらも佐藤さんのクラスへ向かった。
扉から顔を覗かせると、すぐに私に気づいた佐藤さんがニコニコと近づいてくる。
「翼ちゃん!ごめんね、来てもらっちゃって」
「…ううん、大丈夫」
本当は、あんなことがあったから来たくなかったんだけど、私も紘が好きということを佐藤さんにちゃんと伝えようと思って来た。
応援なんて出来ないから…。
「あのね、佐藤さん実は…」
言うなら早いほうが良いと思い、早速佐藤さん話そうと口を開いたとき
「あれ?もしかして翼ちゃんお化粧してる?」
佐藤さんのその言葉で、私の言葉はかき消された。
まさか、佐藤さんに気付かれるとは思ってなかった。
女の子ってそういう小さな変化にも気づくものなのかな。すごいな…。
なんて呑気に考えていたら
「どうして急にお化粧なんかしてきたの?
翼ちゃんはすっぴんの方が似合うのに」
学校に着いて早々、クラスの子に
「佐藤さん?って子が呼んでたよ!」
そう言われ、少し憂鬱な気分になりながらも佐藤さんのクラスへ向かった。
扉から顔を覗かせると、すぐに私に気づいた佐藤さんがニコニコと近づいてくる。
「翼ちゃん!ごめんね、来てもらっちゃって」
「…ううん、大丈夫」
本当は、あんなことがあったから来たくなかったんだけど、私も紘が好きということを佐藤さんにちゃんと伝えようと思って来た。
応援なんて出来ないから…。
「あのね、佐藤さん実は…」
言うなら早いほうが良いと思い、早速佐藤さん話そうと口を開いたとき
「あれ?もしかして翼ちゃんお化粧してる?」
佐藤さんのその言葉で、私の言葉はかき消された。
まさか、佐藤さんに気付かれるとは思ってなかった。
女の子ってそういう小さな変化にも気づくものなのかな。すごいな…。
なんて呑気に考えていたら
「どうして急にお化粧なんかしてきたの?
翼ちゃんはすっぴんの方が似合うのに」

