「美鈴まだ寝てるの?」
「何すか?咲夜…さん!投げないでください!」
「投げないわよ。ほら、プリンと紅茶どうぞ。」
「ありがとうございます…(あれいつもならナイフが飛んでくるのに…様子がおかしい。)」
美鈴には話していいかしら…い〜や私が死んだら問いただされるのが見えてるから言わない…誰にも…
「咲夜さん?」
「何よ?!」
「暗い顔してますよ?何かあったんですか?誰にも言いませんから是非美鈴に行ってください。」
「良いわよ…」
「良くありませんよ!」
「美鈴…」
「ほら早く。」
「私…十六夜咲夜は…余命6ヶ月の宣告があったの…」
「えっ…」
私は美鈴と同時に聞こえた、声の主に驚いた。
「お嬢様!」
「咲夜…やっぱり嘘ついてたのね…主人に嘘付くなんて、メイド失格よ!」
「お嬢「貴方の声なんか聞きたくない!出て行って!」
「お嬢様がそう申し上げるのなら。失礼します。」
咲夜が出て行ってしまった…いいのよこれで…私はこれで…
「お嬢様…!」
「美鈴…」
「追いかけてください!」
「私に命令する気?いい度胸じゃない!」
「お嬢様…何度も言いますが!追いかけてください!」
「美鈴今は無理よ…」
「お嬢様…?」
「怒鳴ってまた顔を見たらまた怒鳴ってしまうもの落ち着いたら行くわ。美鈴先に行ってくれるかしら。」
「はい!」
これでいいわ…