何であれ
私はこの綺麗な男と一緒に暮らさなければならないのか…
専門学校を卒業するまでの最低2年間を…
「なぁ、ご飯食ってるなら俺にも出せよな。良い匂いがするなとは思ってだんだけどよ!!」
俯きながら考え事をしていて気づかなかったが
ちゃっかり目の前に座りテーブルに肘をつき
こちらを炎越しに見ているのがわかった
「わ…わかりましたから…少し待っててください…」
ゆっくりと重い腰を上げキッチンに向かった
電気…
電気つけなくちゃ…
運よく壁側にコンロなどが設置されおり、対面キッチンでは無い為電気を付けても顔を見られる事は無い
でも
もし覗かれたら…
忠告は必要かも知れない…

