"俺"

一人称が変わった。やっぱり、二重人格。
また少し目の色が変わった。

「私と同じ匂いがしたの、、、。
私は少しアナタに興味があるだけ。
別に怪しまなくていいわ。」

「そうか、、、お前と俺が同じ匂い、ね、、、。
なるほど。じゃあ」

なるほど、なんて前置きを置いて、焦らしながら
彼は言った。

「俺のファンの中の誰か、潰してみろよ」