アナタを一生、アイシテル。

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次の日から、城見が学校に来ることは
無かった。

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城見が退学になった次の日、
私は久しぶりに卓球部の練習を見に行った。

やっぱり憐くんは段違いに上手い。
他の人たちも全国レベルらしいけど、
憐くんは世界一を狙ってるレベル。

「お、響花さん。」

「こんにちは」

卓球部の脇を通ると、何人もの人に
声をかけられる。