アナタを一生、アイシテル。

憐くんはフッと笑ってどこかへ消えていった。

そこにちょうど、、、

「来た来た」

城見が戻ってきた。
手には大きな割れていない「薔薇の木」。
、、、いや、城見が描いた贋作。

うんうん、予想通り過ぎて怖いな。

ガチャ、と音を小さく鳴らして、
綺麗な「薔薇の木」を壁に付ける。

「ふぅ、、、」

これで、作戦の大半が完了。
これでカレが気づいてくれたら、、、

狩りは終了ネ、、、。