純は未来の制服のボタンを閉めると、おでこに軽くキスをした。


「今日はここまでにしとこっか。ゆっくりね」


未来は何も言えなかった。心臓が早鐘のように鳴っている。


「今ならいつでも俺に乗り換えていいから」


純は身体を起こすと、ソファーに押し倒されたままの体制の未来をじっと見下ろした。


「顔赤いよ」


慌てて未来は手で顔を覆う。


「やっべ。やっぱ超かわいい」


純は未来の手を強引にどけると、またキスをした。


音を立てて、ゆっくり絡ませる。


「また続きしようね」


耳元で純が囁いた。


「俺が色々教えてあげる」