横顔が綺麗なあの子の素顔





「…ごめんなさい!すみませんでした」

席に着くなり謝り出す月村さん


「え…っと…」

「意味わかんなかったですよね、困らせてしまって申し訳ないです…。

…気に、なりますよね…?」


今の一連の事、確かに気になるけど、

「月村さんが言いたくないことは、言わなくて良いよ?

無理に言わせて、月村さんが嫌な思いする方が、俺は嫌だし」


「……」

あれ、また無言…


「月村さん?」


「なんでそんなに良い人なんですか…。私が今まであってきた中で1番と言って良いほど優しすぎますよ。」




こっちが無言になる、。


「あ、、すみません余計なことを、」

「はい謝らない!嬉しいよ、そう言ってもらえて。
とりあえず、飲み物飲んで落ち着こう?」


「はい…」

月村さんは冷たいミルクティをごくっと飲んだ


「落ち着いた?」


「失礼しました…。

…なんか、言わなくて良いよって言われるほど言いたくなりますね。笑
今までこんな事忘れてやるって思ってたんですけど、

…話しても良いいです、か?」

「もちろん!」



ーーーーーーーーーーーーーーーーー
大樹side終