「ですから、このページをまるごと削っちゃって」

「あと、ここの心情がイマイチ読み取れませんねぇ」

「ところでなんでこのヒロイン胸小さいんです?」

「確かに俺はこのぐらいが好きですけどー」

「でも世の小中学生男子は、まだこういう小さい胸の価値を知りませんからねえ」

「最近の小中学生女子も発育良すぎるし」

「とりあえず胸、でかくしときましょう」

「ユサユサ揺れるくらいでね」

「それにしてもなんだろう、この内容の薄さ」




カフェ内に流れる、優雅な音楽。

それと反比例するかのように

荒れていく、私の心………………………。





「……あ、もしかして先生………



自分が貧乳だから、巨乳は描けないんですか?」








「うるさーーーい!!!!!!」