『本当?』


『うん、本当だよ』


俺は、恭香を見た。


隣にいる恭香が、愛おしくてたまらなかった。


『好きだよ…』


『朋也さん…私も…』


俺は、恭香を優しく押し倒した。


そして…


キスをした…


恭香のこと、抱きたい。


強く思った。


激しい衝動。


右手で、恭香の顔を撫でる。


体をくっつけたら、恭香の体の温もりが俺に伝わってきた。


体温、もっと直接感じたい…


俺は、恭香の白い肌にもキスをした。


そして、柔らかな胸の感触で、俺は体の奥から熱くなるのを感じた。


『お前は俺のものだ…絶対に誰にも渡さない』


誰にも…


渡したくない。


生涯、ずっと一緒にいたい。


恭香の吐息が、耳元で聞こえる。


『朋也さん…私のこと離さないで…お願い』


『離すもんか、絶対に』


恭香と俺は、そのまま…愛し合った。