『俺は、恭香の部屋を出るけど、前にも言った通り、恭香のことを誰よりも想ってる。本当に…誰よりも大切だ。いつまでもずっと…そのことは絶対に忘れるな』


朋也さん、優しい声でそんなこと言われたら…


本当にドキドキしちゃう。


『僕も…悲しい思いさせたこと、本当にごめんね。でも、今は恭香ちゃんしか見えてないし、これから先も、もちろん恭香ちゃんだけを見てるから。一生、ずっと…守るよ』


一弥先輩まで…


もう、おかしくなりそうだよ。


体が溶けてしまいそう…


だけど、いくら待ってるからって言ってくれてても、ダメ…だよね、ちゃんと考えないと。


2人の甘すぎる言葉。


今日は、それを抱きしめて眠ろう…


私達は、しばらく3人で話をした。


そのうち、夜中前には、だんだん眠くなってきて…


私は、隣の部屋に戻った。


布団に入ったら、疲れていたのか、あっという間に眠ってしまった。


ありがとうって、2人に感謝しながら。