目覚ましが鳴り響く中、私は目がさめた。


起きあがると窓からは太陽が反射して眩しく光っている。


制服に着替えて、今日はしっかりと芽衣に負けないように努力した。



「よし!!」



準備が完了すると、鞄をもち、ソックスを伸ばし靴をはく。



バンッッ!!っと強い音を立てて、

「いってきまーす」


お母さんに言う。



ゴムを鞄から取り出し、前とは違う前髪のとめ方でしっかりと結ぶ。


そうすると、後ろから声が聞こえた。


「おい!!ちょんまげ!今日は早いな」



いきなり来て驚く事しかできない。


風が吹き肌に直接あたり寒いから鞄から手袋をだそうとする。