中学の時から保健委員をやっていて、ある程度の手当てくらいはできる。


高校1年の時、保健委員になって真面目に仕事に取り組んでいたら、古川先生に気に入られて2年生の今も保健委員として活動している。



「もうお昼休みは終わっちゃうから、放課後よろしくね?部活動でのケガ人とか来るから、わたし1人じゃ手に負えないから」


「あっ、わかりました…!放課後は必ず行きます!」


「芦名さんは他の子と違ってしっかりしてるし、手当てもきちんとできるから頼りにしてるのよ?よろしくね?」


「は、はいっ…!」



こうしてお昼休みは終わり、
残りの2時間の授業も終わり迎えた放課後。


依生くんに今週保健委員の当番だから一緒に帰れないことを伝えなくてはいけない。


依生くんは午後の授業ずっと寝ていて、今も机に突っ伏してスヤスヤ寝ている。