いつもポーチの中に何かあった時のために、コンタクトは入れてある。
「よしっ、じゃあ今からコンタクトにしよう!メガネは極力しないってことで!」
「えぇ……」
今ここでメガネを外してしまうと、困るのでコンタクトをするため、お手洗いへと向かった。
「はい、じゃあメガネはもうしまおうね!」
無事にコンタクトをつけ終えて、外へ出て手元にあるメガネをジーっと見つめる。
まさかこのメガネを手放す日が来るとは…。
またいつか使う日があるかもしれないと思いながら、カバンに入っているメガネケースにしまおうとしたら。
「うわ……っ!!」
カバンをあさっていたら、ドンっと後ろから人がぶつかってきて、身体がよろめいた。
そのまま手に持っていたメガネが飛んでいってしまい……。
「あ、あぁぁ、レンズが傷ついてる……」
パリンッと割れたわけじゃないけど、レンズにうっすら線が入ってしまった。

