「あっ……わ、わかりました」
〝仕事とはいえ付き合ってもない男女が同衾ってやばくないですか?〟……と意見する間もなく、森場くんが業務面の話をするからタイミングを逸してしまった。いま水を差したら私のほうがやましい気持ちを持っているみたいになる?
(否定できない……)
私は少なからず、森場くんに好意を持っている。入社してから声をかけることはできなかったものの、ずっと気になっていた幼馴染で、その上同じプロジェクトに配属されてからは彼の仕事を間近で見て、〝やっぱりすごい人だ〟と人として尊敬している。
とんでもない展開だし、戸惑っているけど、内心ちょっと〝嬉しい〟と思ってしまっている自分がいた。そんな自分のことが少し恥ずかしい。周りを見ると誰も彼も仕事として真剣に考えているのに、私一人、〝しばらく森場くんと一緒にいられる!〟とドキドキしてしまって。
「……森場くんは私でいいんですか?」
「え?」
「森場くんがリアルな夫婦をイメージするにあたって、私じゃ力不足なんじゃないかなって……。〝やっぱりうまく想像できないな〟ってことになったら申し訳ないというか、私は……この企画、絶対に成功してほしいので」
「……あー」
〝仕事とはいえ付き合ってもない男女が同衾ってやばくないですか?〟……と意見する間もなく、森場くんが業務面の話をするからタイミングを逸してしまった。いま水を差したら私のほうがやましい気持ちを持っているみたいになる?
(否定できない……)
私は少なからず、森場くんに好意を持っている。入社してから声をかけることはできなかったものの、ずっと気になっていた幼馴染で、その上同じプロジェクトに配属されてからは彼の仕事を間近で見て、〝やっぱりすごい人だ〟と人として尊敬している。
とんでもない展開だし、戸惑っているけど、内心ちょっと〝嬉しい〟と思ってしまっている自分がいた。そんな自分のことが少し恥ずかしい。周りを見ると誰も彼も仕事として真剣に考えているのに、私一人、〝しばらく森場くんと一緒にいられる!〟とドキドキしてしまって。
「……森場くんは私でいいんですか?」
「え?」
「森場くんがリアルな夫婦をイメージするにあたって、私じゃ力不足なんじゃないかなって……。〝やっぱりうまく想像できないな〟ってことになったら申し訳ないというか、私は……この企画、絶対に成功してほしいので」
「……あー」


