「なあなあ、龍希。今日どっかいかない?転校祝いってことで」 「いいよ」 友達になれた何人かで遊ぼうということになった俺は帰ろうとしている藍沢さんを見つけて「ちょっとまってて」といって近づいた。 でも、完全に拒否された気がした。 敬語だったし、軽い冗談で勉強教えてほしいなんていってしまったのが悪かったのか。 無理ですといわれてしまったことが思いのほかショックだった。 結局友達に呼ばれてあんまり話せずに俺は藍沢さんにじゃあねと告げた。